四季の俳句

 

 

さまざまの こと思ひ出す 桜かな    蕪村

 

初桜 折しも今日は よき日なり     蕪村

 

 

 

 

向日葵の ゆさりともせぬ 重たさよ     北原白秋

 

向日葵咲け われまなむすめ ひとり持つ   大野林火

 

 

 

 

 

 

 

コスモスの よく動きゐる 花の数      高浜虚子

 

コスモスの およそ百輪 色同じ       水原秋櫻子

 

 

 

箱根こす 人もあるらし けさの雪      松尾芭蕉

 

これがまあ 終のすみかか 雪五尺      小林一茶

 

 

四季の季語

 

朧月夜   (かすんで見える月夜のこと)

 

チューリップ (4月頃に花壇を彩る花)

 いかなご   (5,6センチの小魚)

 

風薫る   

(夏に吹き渡る風)

 

虹     

(雨の後太陽と反対側の空に現れるアーチ状の帯)

 

サイダー   

(炭酸水に甘みを加えた飲み物)

 

秋晴れ   

(晴れ渡る秋の天気)

 

渡り鳥   

(日本で冬を過ごすためにわたってくる鳥のこと)

 

カンナ   

(カンナ科の多年草)

 

オリオン  

(冬の代表的な星座)

 

息白し   

 (吐く息が白く見えること)

 

冬浅し   

 (冬に入ったばかりの頃)